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肌寒くなってきた今日この頃です。
祭壇のお花も秋色になってきています。
オレンジ色の百合の花はなんともいえない美しさです。

分骨壺というものがあります。
骨壺は関東・関西でも大きさが違います。
関東は大きく、関西は喉仏周りを拾われます。
喉仏を拾う理由は仏様が合掌しているように見えるからだそうです。
今は遺族様の希望で分骨壺のみの収骨もございます。

本日、特大棺での納棺です。

４０年前、親類の納棺で身長が高かった為に足をくの字におっての納棺でした。
子供の頃の記憶が今でも嫌な思い出として刻まれています。
今は大きなお棺があるので故人様の足が伸ばせているのを見るとホッとします。

世界一お風呂好きだと言われている日本人ならではの文化でしょうか..
ご遺体を入浴させて洗い清める湯灌（ゆかん）という儀式があります。
現世の汚れや悩みなどを洗い流し無事に成仏し、来世に導かれるように古くから行われる儀式です。

今ではしきたりというだけでなく
闘病生活でお風呂に入れなかった方や、お風呂が好きだった好きだった方を入浴させてあげたいというご遺族の気持ちをかなえるものでもあります。

今日の故人様はお寺巡りが大好きだったとの事。
きっと旅先でゆっくりと温泉に浸かられていた事でしょう。
ご家族の温かい想いは天国まで届いたと思います。

先日ご葬儀のお手伝いしたお客様より地元で30年以上愛されているカフェ
アドホックさんのお菓子の差し入れを頂戴しました。
お心遣いに恐縮しつつも、皆で美味しくいただきました。

私たちも長くお客様に愛され、喜ばれる存在になれるよう努めてまいります。

素晴らしい歌声と歌唱力でアジア各地で活躍したテレサ・テンさん。
本日の折尾斎場では、そんなテレサ・テンさんの『つぐない』『愛人』『時の流れに身をまかせ』など往年のヒット曲が流れており、懐かしさを感じています。

故人様が大好きだったテレサ・テンさんの歌を聞きながら生前の故人様を思い出し死を悼まれているようです。

音楽は人の感情を動かす力もあると言われています。
大切な人を失い、深い悲しみを抱えるご遺族にテレサ・テンさんが寄り添い支えているような気がしました。

心響グループでは８月より
本格的に法事を承る様になりました。

このたび折尾祭場で初めての法事を承る事になりましたので本社で法事の研修を受けました。
とても緊張しましたが、お客様によりよいお手伝いが出来る様に頑張りました。

簡単な操作で美味しいコーヒーが淹れられる「カプセル式コーヒーメーカー」
自宅で未使用状態で眠っていたので、宿泊されるお客様に少しでもくつろいで頂ける様に祭場へ持って来てみました。

苦いもの、酸っぱいものなど
色々な味があるので是非飲み比べられてみて下さい。

葬儀・告別式が終わった後、出棺前の最後のお別れの際に棺の中で眠る故人様の周りに花を手向ける事を別れ花と言います。
棺に入りきれなかった供花を花束にしてお渡しいたしましたところ、大変お喜び下さって嬉しく存じます。